新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

一昨年から続く新型コロナウイルスの感染は未だ収束を見せず、私たちの暮らしは様々に影響を受け、心身ともに健康的な生活を送る上で何が必要なのか、人権や保障されるべきものについてあらためて考え直す機会を与えられました。会員のみなさまにおかれましても、日々の生活の中にある生きづらさを感じておられることと思います。

京都頸髄損傷者連絡会は「どんなに重い障害があっても、一人ひとりが希望する暮らしの実現」をめざして40年前に発足しました。40年間、歩みを止めることなく続けてこられたのは、ひとえに会員のみなさまのご協力のおかげです。ありがとうございます。

40年の歩みの中では、障害のある私たちの日常生活に必要な施策を京都府、京都市へ要望交渉を重ねて実現してきました。現在は少なからず障害のある私たちがめざす社会へ少しずつ改善されています。

社会の変革に私たちの視点は重要であり、これからも見過ごされてしまいがちなマイノリティーの私たちの主張を伝えていく使命があります。京都頸髄損傷者連絡会は、これからも会員のみなさまの日常生活に必要な施策の実現に取り組んでまいります。今後とも、ご助言いただきますよう、よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、会員のみなさまにとって実り多い一年となりますよう、お祈りいたします。

京都頸髄損傷者連絡会 村田惠子